「南房総ARTニューウェーブ」出品作家 坂本一樹とは?

坂本 一樹 Ikki Sakamoto
画家

坂本の画家としてのスタートは主に動物をモチーフとしていた。取材のために訪れたケニアで人々の生活や文化、音楽といったものに強烈な印象を受け、アフリカの大地から発する自然の雄大さや奥深さ、生命の営みを写実的に動物を描くことで表現してきた。

出品作品について

出品作品の「ELEPHANT」はその時期を象徴する作品である。アフリカ象の大きさ、姿形、存在感は偉大な地球が生んだ生命の神秘そのものである。
しかし、次第に動物を描くことに疑問を抱くようになる。そんな時に坂本が気付かされたのが、単純に一本の線を引くことだったという。純粋無垢に描く行為そのものを楽しみ、そこにアフリカの生命に匹敵する芸術の可能性を見出した。

そして抽象画へと

その時の衝撃から生まれたのが、今日に至るテーマである「宙-SORA-」シリーズである。縦横に線を引き、そこにクレパスで色を塗っていく。クレパスはやがて日本画の画材へと変化し、表現に深みが増していった。坂本が描く「宙-SORA-」シリーズは抽象画というジャンルに属す。フリーハンドで描かれた一つ一つの線や形、色は一見単純で幾何学的ではあるが、有機的なゆらぎを見せ、それぞれ異なった表情を持つ。その表現の中には空間の無限の広がりと深さが感じられる。

根源的な追及は昔も今も変わらない

アフリカの大地を通して描いてきた生命の神秘は形を変え、抽象表現となった今も根本的な探求「存在の神秘を探りたい」という坂本のテーマは変わらない。

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公益財団法人 鋸山(のこぎりやま)美術館

鋸山美術館は2010年3月に金谷美術館としてオープン。「石と芸術」をテーマに町おこしに取り組む千葉県富津市金谷の「芸術」のシンボルとして皆さまに親しまれてきました。10周年を機に千葉県の名山、鋸山の名を冠した「鋸山美術館」に名称変更。これまで以上に地域の芸術文化振興に寄与するよう努めてまいります。

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