ウエマツナナエ Nanae Uematsu
美術家

コラージュやエッチング、抽象画などポップなものから静謐なものまで、幅広い作風がウエマツの特徴といえる。
美術家としてのスタート
文化学院美術科で油彩画デッサンを学び、独立協会の佐藤武雄氏に師事し銅版画を制作。近年はより自由な表現を求めて活動を展開している。
出品作品について

出品作品の「みんなはわたしのおともだち」では金髪の女性を取り囲むかのように得体の知れない物体がうごめいている。カラフルな植物から目が生えていたり、おどろおどろしい不気味な昆虫たちがいたりと夢の世界に迷い込んでしまった錯覚に陥る。

「鳥の家族」では、きらびやかな背景に色鮮やかな鳥や漆黒の鳥など、大小様々な鳥が集まり不気味な世界を形成している。
南房総での活躍
このような超現実でサイケデリックな表現がウエマツの真骨頂といえる。「安房ビエンナーレ」や「安房平和展」など南房総を中心に発表を続けている。
