「南房総ARTニューウェーブ」出品作家 クリシュナ智子とは?

クリシュナ 智子 Tomoko Krishna
美術家

東京造形大学で染色を学んだクリシュナ智子は、卒業と同時に渡米。ニューヨークで、フリーランスのテキスタイルデザイナーとして、ラルフローレンやエスプリ等のブランドを手がける。

出品作品について

インドの染織や民族画をこよなく愛し、30年間インドへ通いつめる。出品作品の絵画は、インド中央部のマディヤ・プラディーシュ州の先住民族(ゴンド族)の描くゴンド画に強い影響を受けている。

ゴンド画に魅せられて

モチーフを自在に分割し、点、線、青海波等でひたすら埋めてゆく技法は、ある意味祈りのようでもあり、まじないのようでもある。可愛くユーモラスな動物たちであるが、どこか不気味な雰囲気も漂わせており、そこが見るものを惹きつけるのであろうか。

多方面で活躍

その他、木版画家や歌人としての面を持ち合わせるなど、多様な表現の幅をもち、多方面で活躍する作家である。