桧山 薫 Kaoru Hiyama
造形作家

木彫やブロンズ、テラコッタ、石膏、そして油絵まで制作方法は違えど、桧山の作品にはどこか夢の中を想起させる明るく幻想的な世界が広がる。
造形作家としてのスタート
東京、小平市に生まれ東京芸術大学彫刻科で学び、千葉へ移住。南房総市和田にて自宅とアトリエを建築し農業なども行う。
出品作品について

出品作品の「ひだまり」や「親密な森」では丸みを帯びたフォルムの人物や動物が目をつぶり、まるで別世界へ誘導するかのようだ。桧山の作品は木彫やブロンズでも温かみのあるすべすべした肌触りの丸いフォルムをしており、見るものをスッと作品の深部に呼び込む。

「懐かしい未来へ」では白馬に乗った少女が幻想的な星空を飛び回る様が描かれている。温かみと未来への希望を感じさせる作品からは桧山の穏やかな人間性が垣間見える。
南房総の自然に囲まれて制作
南房総の自然に囲まれて、自然の息吹を感じながら日々、芸術創作を行なっている。
